オハヨー乳業&昭文社「プリン本」コラボ企画
~とことんプリンを楽しむ新年会!開催レポート
1月11日(土)オハヨー乳業(株)東京本社ラウンジにて「とことんプリンを楽しむ新年会!」が行われました。
当イベントはオハヨー乳業と昭文社「プリン本」の初のコラボ企画で、プリン本の紹介やオハヨー乳業のプリン開発秘話を通して様々なプリンの世界に触れていただく機会になりました。
会場にはプリンを愛する総勢41名の皆さんにお集まりいただき、満員御礼での開催となりました。
当イベントはオハヨー乳業と昭文社「プリン本」の初のコラボ企画で、プリン本の紹介やオハヨー乳業のプリン開発秘話を通して様々なプリンの世界に触れていただく機会になりました。
会場にはプリンを愛する総勢41名の皆さんにお集まりいただき、満員御礼での開催となりました。
■プリンファン必携!「プリン本」
まず最初のトークセッションでは、昨年11月に出版されたばかりの新刊「プリン本」を題材に、本を企画・編集した昭文社の茂呂さん、そして油井さんにお話いただきました。
世の中にスイーツの紹介本はたくさんありますが、プリンだけのガイドブックは意外と出版されていません。東京のお店プリン80軒を紹介し、さらにプリンの歴史や市販のプリンについてもまとまった本書は、まさにプリンファン必携の一冊。
「好みのプリンに出会える手助けをすること」が一つのコンセプトになっており、プリンごとの《かたさ/甘さ/大きさ》の指標も掲載されています。またエリア別ではなく、喫茶店のプリン、カレーの名店のプリンなど「お店の雰囲気」ごとの掲載となっているのも特徴です。これはシチュエーションで分けることで、その時の気分にあったプリンのお店を選べるように、という想いから。
参加者の皆さんと一緒にページをめくりながら、本には載せきれなかったエピソードを交えて茂呂さんの心に残ったプリンの話を楽しみました。
参加者の皆さんと一緒にページをめくりながら、本には載せきれなかったエピソードを交えて茂呂さんの心に残ったプリンの話を楽しみました。
日本におけるプリンの歴史を紐解くスライドコーナーでは、オハヨー乳業の社員も交えて、江戸時代の文献から現在のプリンブームまでまとまった情報をご紹介。さらに昨今の進化系プリンや、プリンを美味しそうに撮影するポイントなど、様々な角度からプリンへの理解を深めるトークセッションとなりました。
「プリン本」は可愛いイラストやこだわりの装丁も見どころのひとつです。
全国の書店で販売中ですので、ぜひお手に取ってみてください。
全国の書店で販売中ですので、ぜひお手に取ってみてください。
■原料にこだわり抜いた「焼プリン」
トークセッション第2部では、オハヨー乳業のデザート担当者:田村から代表商品「焼プリン」と「ジャージー牛乳プリン」について紹介させていただきました。
1992年に発売した「焼プリン」は、市販品としては日本で初めて、こんがりとした焼き目をつけたチルドプリンです。独自製法の開発には実に13年もの歳月がかかっており、イベント会場では、工場の動画をご覧いただきながらその一部をご説明しました。
こだわりのひとつが、焼プリンには欠かせない「卵」です。
市販のプリンは、比較的安価で工場の手間も少ない「液卵」を使用しているメーカーが多いのですが、オハヨー乳業では味わいと品質にこだわり、新鮮な生卵を仕入れ、自社工場で割っています。使っている卵は、黄身は箸で挟んで持ち上げられるほど新鮮。卵そのものの味わいが重要になる「焼プリン」だからこそ徹底した素材へのこだわりが、おいしさにつながっています。
特殊なプラスチック容器のまま、直火オーブンでじっくりと焼き上げるオハヨー乳業の焼プリン工場は、いつも甘く香ばしい香りが漂っています。
■発売20周年のロングセラー「ジャージー牛乳プリン」
オハヨー乳業のもうひとつの看板商品が、発売20周年を迎えた「ジャージー牛乳プリン」。希少なジャージー牛のミルクを使い、豊かな味わいとなめらかな食感がおいしいミルクプリンです。
牛乳・ヨーグルト・デザート・アイスクリームなど幅広い乳製品を手がけるオハヨー乳業だからこそ、ミルクのおいしさをメインにしたプリンにはひとかたならぬ思いがあります。
牛乳・ヨーグルト・デザート・アイスクリームなど幅広い乳製品を手がけるオハヨー乳業だからこそ、ミルクのおいしさをメインにしたプリンにはひとかたならぬ思いがあります。
ジャージー乳は乳脂肪分が多く、濃いコクを持ちながらもスッキリとした後味が特徴です。 しかし日本で流通する一般的な牛乳(ホルスタイン牛)と比べ、一頭から搾られる牛乳が少ないため大量生産に向かないことから国内飼育頭数はわずか全体の0.8パーセント。国内プリンメーカーで、全国規模でこのジャージー乳を仕入れているのはオハヨー乳業だけです。
参加者の皆様には実際にホルスタインの牛乳とジャージーの牛乳を飲み比べていただき、その違いを実感していただきました。
参加者の皆様には実際にホルスタインの牛乳とジャージーの牛乳を飲み比べていただき、その違いを実感していただきました。
現在はプリンカテゴリーでもトップクラスのシェアを誇る本商品ですが、振り返ってみれば1999年の発売以来、販売不振によって2度も販売休止となった過去があります。
しかし販売が低迷していても、店頭で試食販売を行えばお店の在庫を売り切るほど反響があったことから、「食べていただければそのおいしさ・魅力をわかっていただける」と大きな可能性を感じていました。
しかし販売が低迷していても、店頭で試食販売を行えばお店の在庫を売り切るほど反響があったことから、「食べていただければそのおいしさ・魅力をわかっていただける」と大きな可能性を感じていました。
そして2016年、市販のプリンとはひと味違う、手作りのような風合いがあり、優しく包み込むようなパッケージを開発。カップを包み込む10mmの余裕を持たせた蓋など和紙の高級感のあるパッケージはコンビニスイーツには珍しいと話題になり、中身のおいしさと相まって発売直後から大ヒット商品となりました。
その後、さらなるおいしさを目指してクリームの改良を行いましたが、新たな課題が発生します。ミルクは光の劣化に弱く、おいしさを閉じ込めたまお客さまに届けるためには、光を通しにくいパッケージへ変更する必要がありました。
苦心の末ヒットしたパッケージデザインを変えることには大きな覚悟が必要でしたが、よりおいしく、さらに品質を守ってお客さまへ届けるため、デザインの刷新が行われました。
苦心の末ヒットしたパッケージデザインを変えることには大きな覚悟が必要でしたが、よりおいしく、さらに品質を守ってお客さまへ届けるため、デザインの刷新が行われました。
悩んだとき、デザート開発チームが立ち返るのは「お客さまの笑顔のため」というスローガンです。現状に甘んじることなく、もっとおいしいデザートをお届けするためにはどうすればよいか。初心を大切にしつつ、新しいことへチャレンジを続けるなかで、今もお客さまから変わらぬご愛顧をいただいているのはとても嬉しいことです。
以上、プリンにまつわる様々な話を楽しんでいただいた後は、質疑応答やプリンの試食を行い、和やかなプリン新年会の締めくくりとなりました。
ご参加いただいた皆様には、プリン本のほか、お土産としてオハヨー乳業のプリンの詰め合わせもご用意させていただきました。
ご参加いただいた皆様には、プリン本のほか、お土産としてオハヨー乳業のプリンの詰め合わせもご用意させていただきました。
オハヨー乳業では、今後も様々なイベントを計画中です。開催時は公式InstagramやFacebook、メールマガジンなどでもご案内しますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね。